胸元のおしゃれについて
ワンポイントで印象UP
夏場が近づいてくると、電気代の節約や環境問題への取組みからクールビズが大きく取り挙げられます。クールビズとは、日本で夏期に環境省が中心となって行う環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーンやその軽装のことです。2005年に夏場の軽装による冷房の節約を主な目的として環境省の主導で始まりました。夏季に28度以上の室温に対応できる服装を着用するように呼びかけ、ネクタイや上着をなるべく着用しない「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーンが行われました。
クールビズが推奨された背景には、1997年の京都議定書の発行によって2008年から2012年までに1990年比で二酸化炭素の排出量を6%減らさなければならないことになっていたのも大きな要因となっています。しかし、日本の排出規制や技術は飽和状態に近く、目標達成は至極困難でありましたが予定を大きく上回り8.2%減を達成しました。目標に少しでも近づけるために環境省は様々なキャンペーンを行いました。クールビズはその一環として行われ、体感温度を下げることによって空調設備のエネルギー使用量を減らし二酸化炭素の排出を抑えることが目的でした。
オフィスでのクールビズ対策は、青空会議や壁面緑化などがありますがなかなか個々で行うことは難しいです。個々で取り組める方法は、空調を28度設定にしたり、ブラインドがある場合はブラインドをおろし羽根を水平にしたりしましょう。これは、空調機からの冷たい空気が窓にあたり窓の熱を吸収して空気の温度が暖かく変わってしまうのを防ぐ効果があります。また、窓際に観葉植物を置くのも効果があるとされています。観葉植物は、空気清浄やストレスを軽減する効果も期待できます。少しでも快適に過ごせるように工夫していきましょう。
個人が暑さ対策で行えることは、自身が身につける服装を変更することが一番有効です。企業も、ビジネスカジュアルを推奨する場合が多くなりました。ビジネスで、男性はスーツにYシャツとネクタイが決まりでしたのでかなり体感温度が変わると思います。しかし、ノーネクタイでもジャケット着用は多くの企業で必然ですので夏用のウール素材を用いたジャケットなどを選びましょう。素材が変わるだけで、軽さや着心地清涼感がかなり変わっていきます。 女性も男性も、発汗や速乾などの吸湿性機能に優れたサマーインナーやシャツの着用をおすすめします。また、気になる汗ジミなどは、制汗剤や脇の下に汗取りパッドを入れて防止しましょう。各ブランドから気になるインナー商品が多数でています。ユニクロやスポーツブランドのアンダーアーマー、下着メーカーのグンゼからも機能性に富んだ商品が販売されています。
また、30代、40代でもちょいワルファッションを意識して大人の男の魅力を感じさせ、モテるおしゃれを楽しみましょう。プライベートでは、第二ボタンまで開襟して爽やかでセクシーなジャケットスタイルに挑戦してみましょう。その際は、シャツの胸元から下着がみえないように深襟のVネックインナーを選びます。また、シャツのみのスタイルの時も深襟で袖あさな伸縮性に富んだインナーを選ぶことが大切です。シャツの袖周りがもたつかない為にも、袖あさのデザインはおすすめです。もちろん、吸汗、抗菌、防臭などの機能も重要です。半袖シャツの時も、袖浅なインナーを着用しましょう。機能性やデザイン性に富んだDANDYDADDYのアンダーウェアはおすすめです。
家族、友人、恋人へのプレゼントにもクールビズ対策グッズは喜ばれます。吸湿速乾性に富んだシャツやサマーインナー、又は扇子などがおすすめです。また、涼感ジェル入りや通気性に優れた靴の中に敷く中敷き、スプレー式のアイスカイロ、冷却スプレーなどもよいでしょう。